米国・中国市場で「選ばれる」パッケージとは?

現地の売場・消費者・文化から考える、食品パッケージデザイン戦略

海外展開において、商品の魅力を伝える重要な役割を担う「パッケージ」。

日本国内で評価されているデザインでも、そのまま海外へ持っていけば売れるとは限りません。

市場によって、売場環境や流通チャネル、消費者の価値観、商品の選び方は大きく異なります。特に米国と中国では、店頭で求められる「目立ち方」や情報の伝え方、日本らしさの受け止められ方にもさまざまな違いがあります。

本セミナーでは、米国・中国市場の食品パッケージや売場の具体的な事例をもとに、海外市場で「選ばれる」ためのパッケージデザイン戦略を解説します。

単に「海外っぽいデザイン」に変えるのではなく、現地の文化や市場、消費者の価値観を理解し、商品の魅力をどのように伝えればよいのか。

これから海外輸出に挑戦したい方はもちろん、すでに輸出に取り組んでいるものの「現地でなかなか商品を手に取ってもらえない」「海外向けのパッケージをどう改善すればよいかわからない」と感じている事業者の方にもおすすめのセミナーです。


セミナーへのお申し込み

本セミナーは、どなたでも無料でご参加いただけるオンラインセミナーです。

参加をご希望の方は、以下のお申し込みフォームに必要事項をご回答のうえ、お申し込みください。

開催日時:2026年10月21日(水)19:00〜20:00

開催形式:オンライン

参加費:無料

※ご参加に必要なURL等の詳細は、お申し込みいただいた方へ別途ご案内いたします。


講師プロフィール

金子 太郎

株式会社GKダイナミックス 上席執行役員

GKデザイングループにグラフィックデザイナーとして入社後、米国拠点である GK Design International Inc.(ロサンゼルス)に出向し、現地市場に根ざしたデザイン業務に従事。

帰国後はマネージャーとしてデザイン現場を統括し、その後、副社長として再び米国拠点(ロサンゼルス/アトランタ)に赴任。経営の第一線に立ちながら、海外駐在歴15年を通じて、海外市場向けのパッケージデザイン、ブランディング、モビリティデザイン、デザイン調査・コンサルティングを幅広く手がける。特に米国では、米国市場向け食品パッケージデザインを担当し、同市場に進出する日系企業に対するコンサルティング業務にも携わった。

現在は東京の株式会社GKダイナミックスにて上席執行役員として、デザイン部および経営戦略部を担当。デザイン現場のマネジメントに加え、HR戦略・PR戦略を含む、海外輸出デザイン支援事業を推進している。

唐 瑩婷

GK上海 副総経理

中国・上海出身。早稲田大学建築学科を卒業後、2016年にGKデザイングループ上海拠点である上海芸凱設計有限公司に入社し、GKの中国における事業展開を担当。

中国市場のニーズを深く理解すると同時に、日本のデザインの強みを的確に把握。中国のプロジェクトや企業に対して、環境・空間デザイン、インダストリアルデザイン、グラフィック/VI、パッケージデザインなど幅広い分野のデザインコンサルティングを提供するとともに、日本の優れたデザインリソースとのマッチングを行っている。

日中の双方への理解を活かし、日本企業の中国進出にあたってのデザイン戦略や市場適応について、実務的なアドバイスとサポートを提供している。


こんな方におすすめ

  • 米国・中国への食品輸出を検討している方
  • 海外向けパッケージをこれから制作・リニューアルしたい方
  • 日本向けのパッケージをそのまま海外で使用してよいか悩んでいる方
  • 海外の売場で商品を手に取ってもらうためのポイントを知りたい方
  • 現地の消費者に「日本らしさ」をどう伝えるべきか知りたい方
  • 海外市場における食品パッケージの事例やトレンドを知りたい方
  • 輸出に興味はあるものの、何から始めればよいかわからない方

セミナーで学べること

1.なぜ海外向けのパッケージデザイン戦略が必要なのか

食品において、パッケージは商品と消費者をつなぐ重要なコミュニケーションツールです。

一方、日本と海外では、文化だけでなく、流通構造や売場環境、購買行動も異なります。

日本のデザインを単純に翻訳するだけではなく、「どこで・誰に・どのように売るのか」から逆算してパッケージを考える重要性を解説します。

2.米国・中国では「商品の選ばれ方」がどう違う?

米国では、高級スーパー、一般スーパー、会員制倉庫型スーパー、アジア系スーパーなど、店舗によって客層や価格帯、売場の見せ方が大きく異なります。

一方、中国では、店舗だけでなくECやSNS、ショート動画などが購買行動と密接につながっています。

SNSで商品を知り、店頭で実物を確認し、口コミを調べ、ECで購入する――。

こうした米国・中国それぞれの流通・購買行動の違いから、パッケージに求められる役割を考えます。

3.大量の商品から一瞬で選ばれる「シェルフインパクト」

海外の売場には、色も形も表現も異なる商品が大量に並んでいます。

その中で消費者の目に留まり、商品を手に取ってもらうためには何が必要なのでしょうか。

色、形、記号、商品名、コピー、写真などの情報にどのような優先順位をつけるべきなのか。

実際の米国・中国の売場や商品事例を比較しながら、店頭で「一瞬で伝わる」パッケージの考え方を紹介します。

4.「誰に売るか」でデザインはここまで変わる

同じ「水」「お茶」「ビール」「アイスクリーム」でも、ターゲットによってパッケージは大きく変わります。

健康・環境意識の高い消費者、若年層、スポーツ・カルチャーを好む層、ギフト需要など、具体的なターゲットやライフスタイルを設定することで、形状・色・グラフィック・価格まで変化します。

米国・中国の具体的な商品事例から、ターゲット起点でパッケージを設計する方法を紐解きます。

5.「メイド・イン・ジャパン」をどう伝える?

日本製であることは、海外市場で商品の価値につながることがあります。

しかし、「日本らしさを強く出せばよい」というほど単純ではありません。

特に中国市場では、日本語や英語のブランドロゴをどこまで残すのか、中国語の商品名をどう設定するのか、漢字が持つ意味や文化的な印象をどう考えるのかなど、さまざまな判断が必要です。

日本らしさを活かしながら、現地の消費者が理解しやすい形へローカライズする考え方を解説します。

6.キャラクター・IP、社会課題から見る米中の価値観

米国ではキャラクターが子ども向け商品の印象と結びつくことが多い一方、中国では年齢を問わず、SNSでの話題化やブランド認知の拡大を目的としてIPが活用されるケースがあります。

また、環境問題などの社会課題についても、米国と中国では消費者への伝え方が異なります。

こうした違いから、その国の文化や価値観をパッケージへ落とし込むヒントを紹介します。

7.米国・中国の食品パッケージトレンド

米国の食品展示会での調査や、中国市場の事例をもとに、シェルフインパクト、ブランド表現、健康・環境意識、IP、食の多様性など、注目すべきトレンドを紹介します。

セミナーの最後には、これまでの事例を踏まえ、「海外向けパッケージデザインとは、単なる見た目の変更ではなく、その市場の文化や価値観を翻訳することである」という視点から、海外で選ばれるためのポイントを整理します。


開催概要

開催日時
2026年10月21日(水)19:00〜20:00

開催形式
オンライン

参加費
無料

参加方法
事前申込制(専用フォームよりお申し込みください)

プログラム(予定)

時間内容
19:00〜19:05オープニング
19:05〜19:50米国・中国市場で「選ばれる」パッケージとは? ― 現地の売場・消費者・文化から考える食品パッケージデザイン戦略 ―
19:50〜20:00質疑応答

※プログラムは変更となる場合があります。


海外で選ばれるパッケージを考える第一歩に

海外向けパッケージを考える際に重要なのは、単に日本語を英語や中国語へ翻訳したり、デザインを「海外風」に変更したりすることではありません。

現地の売場を知る。消費者の行動を知る。文化や価値観を知る。そして、自社商品の魅力が伝わる形へ翻訳する。

本セミナーでは、米国・中国という異なる2つの市場を比較することで、海外展開におけるパッケージデザインの考え方を、具体的な事例とともに学びます。

これから輸出を始める方にもわかりやすく、今後の商品開発・海外展開に活かせる内容をお届けします。

ぜひお気軽にご参加ください。

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